こんにちは。
先日の六甲山全山縦走大会のその後の話です。
妻の【足の痛みとしびれ】
大会前から不安要素はあったのですが、大会後に足裏に症状が出来てきたので
経過を書いておきます。
歩いたり走ったりする方にはあり得ることですし、なかなか興味深い症状でした。
大会前に近くの山を10キロ弱歩いてた後にぎっくり腰発症
骨盤の不安定性があったので骨盤、股関節腰椎などを施術+骨盤固定
だんだん良くなってきて痛みがほぼなくなる
大会が近づいてきてあまりに練習していないので平坦舗装路を10キロウォーキング
歩いた後、腰は大丈夫だったが左足の小指が薬指に埋まりこむくらい引っ付いて痛み発症
元々外反母趾,内反小趾、偏平足(特に横アーチ)ありだった。
以前からその傾向はあったが強い痛みにまでなったのは初めて。
とりあえず小指が内側に曲がらないようにテーピング
合わせて外反母趾、並びに横アーチを作るようにテーピング。
大会間近になり、迷いながらも山専門店でインソールを試してみる。
インソールの上に乗った時の足の内反が改善していたので購入
インソールは正解だった。やっぱり試してみないと分からないもんですね。
大会当日、テーピングとインソールで出場し何とか完走。
歩いているときには指の痛みは無い。
大腿四頭筋は完全に痛めてしまい、後半は坂道をまっすぐ降りられない状態。
最後は後ろ向き出なければ坂道や下りの階段を降りられない。
筋肉痛(肉離れに近い)は5~7日でほぼ治まる。
左足の中指と薬指にしびれ、かかとをあげる時にビリッとした痛み出現
当初は中足骨を軽く触っても痛み増強
治療はテーピング
足指はあまり触れないので腰椎、骨盤の治療と股関節の牽引
ふくらはぎがパンパンに張りがあり脛骨神経を圧迫している可能性があったのでリリース
合わせて内側足底神経の通る部位をチェックして母指外転筋と短趾屈筋のリリース
触った時の痛みが和らいできてから...
各中足骨のモビリゼーション(動きを付ける)
外反母趾、中足骨と内側楔状骨のモビリゼーション
母指外転筋と短指屈筋をリリースした後の症状の改善が割とみられた。
痛みとしびれ感はかなり改善はしてきているが若干しびれの部位が小指側に移動
改めて足背側をチェックしてみると...
腓骨頭の後方変位、腓骨筋~前脛骨筋の過緊張あり
最初からこちらもチェックしておくべきでした
浅腓骨神経の圧迫も同時に起こっていた可能性あり
筋肉のリリースと腓骨頭のモビリゼーション
腰椎と骨盤の治療は継続
テーピングは継続中
テーピングをしているとしびれ感は軽減される
風呂入るとすぐ剝がれるのがいまいちなんだけど(^-^;
一番痛い時と比べると 3/10
今ここです
ぎっくり腰の後、安定が悪い状態でウォーキングしたことで足裏に
ストレスが掛かってしまったと思われます。
もともと横アーチが少ない偏平足なので歩いた時に足裏の神経が
ダメージを受けやすいのもあります。
更に普段歩かないような過酷な距離と時間、大腿四頭筋が痛くなってからの
体の使い方のアンバランス。
全てが足裏にストレスになってしまったのですね。
身内の事ですが今回は非常に勉強になりました。
同じような症状でお困りの方にはお役に立てるかと思いますのでお声掛けくださいね(^o^)