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2020/07/10 ダンサーの施術

実家で飼い始めた「みかん」ですが、あっという間に大きくなり凶暴化してました😆
食欲旺盛なので先はどんな猫になるのか…
親分の風格です。

 

 

 


来週は火曜日から金曜日まで連休をいただきます。
実は昨年骨折手術した指の抜釘手術をします。日帰りですが。
皆様にはご迷惑おかけいたしますがよろしくお願いします。

 

 

 

◆  ◆  ◆

 

【バレエでの姿勢改善】

 

50代女性

クラシックバレエを本気で取り組まれている

特に右脚の柔軟性が悪いのと、両肩が上がっているとコーチに言われたのが気になるとの事

 

見た目の姿勢はとても良くて柔軟性も非常に大きい

 

一般的には全く問題ないレベル(というか可動域は大きいレベル)だがバレエの動きでは気になる

 

脚は動かしてみると確かに反対側に比べると右の脚を跳ね上げた時の可動性に少し制限がある

股関節の屈曲の最終点で少しだけ固さを感じる

ハムストリングス(太ももの後ろ側)も緊張がある

 

両肩も上がっているわけではないがバレエ特有の肩がしっかり下がって首が長く見えるイメージからいうと気になるレベルなのだろう。

実際に触ってみると見た目には分からない胸椎の後弯と肩の内旋がある

小胸筋の緊張あり

第一肋骨の上方変位あり

両肩を上げる時に最終点で少し固い感じあり

 

後は練習がハードなせいもあるのか背部筋やふくらはぎ等にも緊張あり

 

 

施術はまずは一般的な姿勢の矯正

脚の可動域制限については股関節の屈曲制限の調整の為、股関節マイクロ牽引

足首の調整

ハムストリングスのリリース

中殿筋リリース

 

両肩に関しては第一肋骨の調整

肩関節の調整

頸椎の前湾をつけるようなモビリセーション

なにより胸椎後湾の矯正

など

 

立ってもらってバレエの姿勢をしていただき確認

脚の挙上は改善

肩も少し力が抜けた感じ

 

肩に関してはご本人(あるいはコーチ)の主観的なものもあるので難しい所だが上記の姿勢の改善を行う事で胸が開き背中が起きたのでこれで様子をみてもらう事に。

 

また実際にレッスンを受けてどうか?を教えてもらうようにお願いしその日の施術は終了した

 

 

【所感】

今回の直接の問題は脚の上がりにくさに関しては股関節の屈曲の制限と太もも後ろの筋肉の緊張でした。

両肩に関しては猫背姿勢(少しですが)に伴い首の筋肉が短縮して肋骨を引っ張り肩が上がってきていたことです。

それらを中心に全体を整えたことで動きが良くなり見た目にも変わりました。

 

以前も書きましたが自分が全てのスポーツに精通しているわけではないので動きの理解が難しいこともありますが出来るだけしっかりとお話をお聞きして実際に動かしてもらい正確に理解するように心がけています。

大切なのは本来の身体の動きを取り戻すことです。

細かい関節の動きの制限を見つけ出してスムースに動くようにしていくことでパフォーマンス向上につながると思っています。

後はご自分が思ってもいないような部分に緊張があったり制限があったりすることもあります。

それが結果的に動きのバランスを悪くし痛みや不調を別の場所に引き起こすようになる事もあるのでやはり全身をトータルで見て行くことが大事です。

もちろんバレエだけでなくいろいろなスポーツの動き、特性も勉強していかなければと思いました。

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